今期アニメ「東京24区」は面白い?見どころや専門用語などを解説
2022年冬アニメの1つである「東京24区」
ジョジョの監督を務める津田尚克が監督、ニトロプラスの下倉バイオが脚本を務め、CloverWorksが手掛けるオリジナルアニメーションです。
東京湾に浮かぶ人工島
「極東法令外特別地区」――通称”24区”
そこで生まれ育ったシュウタ、ラン、コウキは、家柄も趣味も性格も違うが、いつもつるんでいる幼馴染だった。
しかし、彼らの関係は、とある事件をきっかけに大きく変わってしまう。
事件の一周年追悼ミサで、偶然再会を果たした3人の電話が突如一斉に鳴る。
それは死んだはずの仲間からの着信で、彼らに”未来の選択”を迫るものであった。
3人は、自分の信じるやり方で、愛する24区と人々の未来を守ろうとするが――
今回の記事では、東京24区の見どころや、専門用語の解説、1話の感想、今後の考察などを紹介していきたいと思います。
見どころ紹介
ループものへのカウンター
本作品のキャッチコピーは「未来を選べ」
監督のインタビューによると、最近流行のループもの作品へのカウンターとなる作品を創りたい…ということで、企画が始まったようです。
ループものでは「あの時こうすれば良かった…」と何度もやり直すことによって、正しい答えに辿り着く過程が魅力的ですが、東京24区では、そういったループものにはない新しい切り口が見どころです。
「人は決断したら、その未来を生きるしかない」というテーマで、三者三様の選択をしようとするドラマを織り交ぜた作品となっています。
死んだはずの少女、アスミが、3人に電話をかけ、これから現実世界で起こるであろう問題を突き付けられ、3人は各々のやり方で解決しようと模索していきます。
第1話では「トロッコ問題」のようなものが出され、レールに足を挟まれた一人の少女の命と、レールの脱線による数百人の乗客の命が天秤にかけられます。
3人はそれぞれの得意分野を生かして協力しながら、問題解決に努めます。
専門用語の解説
東京24区
正式名称は「極東法令外特別地区」東京湾に浮かぶ人工島。
戦後、連合国が統治したこの島は、その特殊な立場故にアジア有数の危険な歓楽街として名をはせることとなる。
治安回復を名目に日本に返還されることが決まって20年あまり、長い移行期間を経て、正式に東京へと組み入れられようとしていた。
しかし、とある事件(宝小学校火災事件)をきっかけに、大きく方向転換されることとなる……。
ハザードキャスト
「この場所で犯罪の起こる確率は何%」と犯罪率や事故率がわかるソフト。
24区の区民全員に配られる”cPhone”というスマートフォンに最初からインストールされている。
ハザードキャストのおかげで犯罪予防や事故が起こった際の迅速な対応ができるが、数値に偏見が混じって、貧民街であるシャンティタウンでは、やけになって犯罪を起こす人が増加したり、ガイケイの点数稼ぎに利用されたりなど、負の要素も併せ持つ。
DoRed
24区で活動するアーティスト集団で、ランがリーダーを務める。
無許可でグラフィティアートのライブ中継などを行っていて、さらに駅周辺のカメラを遮断したりと、アウトローであるため、外地警備隊(通称「ガイケイ」)から目をつけられている。
ガイケイ
翠堂財閥が資金提供している警察組織で、ハザードキャストを扱っている。
コウキがインターンをしている。
また、2021年12月24日(金)~2022年1月31日(月)の期間にAmazon.co.jp等で『東京24区』エンディングテーマCD「255,255,255」を購入すると、榎木淳弥、内田雄馬、石川界人の3人のリリースイベントに応募することができます!