「アニメと漫画の違いは?」ホリミヤ 7話
爽やかに弾けるような想いの中に、苦々しい気持ちが混ざり合う、青春色の強い「ホリミヤ7話」
アニメと漫画の違いについて、紹介していきたいと思います。
後半の堀と宮村に関しては、別の記事でまとめたので、こちらからどうぞ!
アニメ7話
透を巡る三角関係
漫画ではpage35、36にあたる部分ですが、この話はアニメの方が漫画で描かれていない部分の補完しています。
生徒会室で仙石と桜が話すシーンでは、桜の真剣な表情を見て何かを察したような間があったり、レミが窓を開けたおかげで吹いた風で桜の髪がなびく…といった、演出により、より印象的になっています。
屋上のシーンでの「別に透のためじゃないよ」と否定する時の由紀の照れ顔も、アニメオリジナルです。
逆に漫画のみの部分は、由紀のカップケーキに感化された堀が苦手なお菓子づくりに挑戦して宮村を困らせたり、そのせいで透と宮村が翌日腹痛により欠席してしまうといったオチがついています。
また、宮村と透がじゃれ合っているシーンや、透にクッキーを渡せてご機嫌の桜が、レミにクッキーをあげているシーンなど、ほのぼのとしていて可愛らしいものばかりです!
宮村の法事
漫画ではpage34にあたる部分ですが、アニメでは細かいところがカットされています。
宮村が堀に法事で北海道に行くことを告げるシーンでは、宮村に隠れて悲しそうな顔をしたり、言おうとしていたことを咄嗟に誤魔化したりと、堀の切なさがより伝わってきます…。
また、冒頭でババ抜きをするのですが、宮村はポーカーフェイスができないために負けっぱなしです。
これは、表情をあまり出さないが、行動に心の異変が出てくる堀との対比になっていて、物語に深みが出ます。
カットされた話数
page33 男子3人の性癖
宮村の刺青や制服の話から、いつの間にか性癖の談議になっている、男子メインのほのぼのギャグ回です。
【あらすじ】
レミが誤って宮村に水をかけてしまい、保健室に行ってタオルを渡すのですが…。
レミはそこで違和感を抱きます。
知りたがりの性格をしているレミをなんとか躱した宮村は、透に相談します。
夏でも長袖カーディガンは、さすがに熱いとげんなりする宮村に、透は冗談半分でセーラー服を提案します。
(実は、page31にてセーラー服を着た宮村の姿を透が目撃するというシーンがありました)
だんだんと話がヒートアップしていき、偶然やってきた仙石までも巻き込まれてしまいます。
話の方向は逸れて、セーラー派の透とブレザー派の宮村が言い争います。
そして、第三勢力ジャージ派の仙石の登場に、事態は混沌を極めます。
本筋とは関わりのない箸休め回ですが、男子3人のバカ騒ぎが微笑ましいので、ぜひ読んでみてください!
また、今回の話……つまりは男子達の好みを反映させた扉絵の女子5人が、露出が少めでかなり際どく、さらにとても可愛いので必見です!
page37 女子たちの性癖
実は、生徒会室で堀のスプラッタ好きは宮村に引かれる可能性がある…という話をする前に、女の子たちが男子達の話をしていました。
しかし、残念なことに(?)透や仙石など身近な男子は基本的に食べ方は綺麗です。
堀は、アイスを食べる宮村の姿を思い出します。
そこからは、男子のほっとけないところが良いという話になり、レミの惚気話や、ホラーの話に続きます。
以上が、ホリミヤ7話のアニメと漫画の違いです。
漫画の2人も可愛らしいので、気になる方はぜひ読んでみてください!