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ひぐらしのなく頃に 業 6話 綿騙し編 「詩音は圭一にが好き……?」

遅くなってしまいましたが、ひぐらしのなく頃に業 6話の考察記事です。

今回はほぼ原作通りの内容となっていて、特筆すべきことは多くないのですが、

気になった点や、今後の展開について書いていきたいと思います。

 

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 詩音と魅音の見分け方

前回の記事でも紹介しましたが、詩音はタレ目魅音はつり目として描かれていることが多いです。

表情が動けば見分けることは困難になってしまうため、目だけで判断することは不可能ですが、見分けるうえでの参考にはしたいと思います。

他にも見分けるポイントがありますが、詳しくは5話の考察記事を参照してください。

 

6月15日

不良を追い返した

最初の「お巡りさーんこちらです」の時は、タレ目だったので不良を追い返したのは詩音のように思えます。

ですが、違和感のある部分も多いため、それだけでは判断できません。
「お仕事ご苦労様です大石刑事殿。一介の刑事がわざわざこんなところまで」
嫌味混じりの口調に対し、白々しく答える大石。
「偶然ですよぉ。県警の帰りに無線連絡が入りましてねー寄り道したわけですー」
去る大石を睨みます。この会話は原作通りです。
原作ではここの部分は詩音のフリをした魅音旧作アニメでは詩音となっています。
魅音は、雛見沢で起こった一連の事件に園崎が関わっていると疑う大石のことを快く思っていません。
後に詩音魅音が同時に現れた場面で、魅音だけが大石を睨むシーンがあるため、このシーンは魅音であると考えると筋が通ります。
 

雛見沢ダム計画の話

雛見沢ダム計画を中止にさせた話を聞き、機動隊が暴力行為をして、自分も殴られたと言われます。
ここでの会話も原作通りです。原作ではこのシーンは魅音なのですが、この抗争は何度か詩音が入れ替わって参加していたため、詩音が殴られていても不自然ではありません。
しかし、村人達が団結していることに対して熱く語る姿は、頭首として雛見沢を大切に想っている魅音のように見えます。
 

魅音と呼び止めた

レジに入って欲しいと同僚に言われ、席を立ったところを、圭一は呼び止めます。魅音と呼んだにも関わらず、自然に振り返りました詩音として振舞っているはずなのに、自分は詩音だと訂正していません。
ちなみにここも原作通りです。モノローグで圭一は言ったあとで誤って魅音と呼んでしまったことに気づいた。その間違いに彼女が気づいたのかは分からなかった)と言っています。そもそも圭一は詩音のことを魅音の演技だと思っていて、詩音の存在を信じていないため、咄嗟に言ってしまっただけで、意図的に魅音と呼んだわけではないようです。
エンジェルモートでの目は、全体を通してつり目に見えます。
序盤のタレ目だけが謎ですが、作画ミスやミスリードの可能性もありますし、そもそも目だけで見分けられるという保証はありません。
大石を睨んでいたことや、ダム戦争の話からも魅音の可能性が高いことが伺えます。
よって、この場面は魅音だと考えます。
 

電話

圭一に電話がかかってきます。
「今から部活の夜戦ってのは却下だぞ」
「え、じゃなくて、その……」
圭一をデザートフェスに誘うためにかけたようです。電話をするその表情は目元が隠されていて、分かりません。不穏な空気ではありますが、会話は原作通りで、この時は詩音です
後のことを考えても、この電話は詩音であると言えます。
 

 

美麗なイラストで描かれるラブコメが可愛く、特にアニメ版では省略されぎみだったデザートフェスタを丁寧に描いているため必見です!また、結末に至るまでの流れが、アニメ版とは異なるため、新鮮な気持ちが味わえます!

 

6月16日

デザートフェスタ

タレ目なので詩音です。
圭一は迷惑な客に絡まれている詩音を助けようと、詩音の肩を抱き寄せます。
「け、圭ちゃん」
詩音の頬が赤くなり心臓が高鳴ります。
殴りかかる圭一ですが、結局は返り討ちにあいます。
「助けに来てくれただけで嬉しかったです」
そういう詩音の表情はときめきに溢れていて、まるで恋する乙女です。
原作ではこの後、レナ達を呼んで迷惑客を懲らしめる展開になりますが、そこはカットされました。
この時圭一はレナから魅音を傷つけたことについてのヒントを貰っているのですが、綿騙し編では人形を渡し、傷つけていないため、必要なシーンではなくなったのでしょう。
 

デート

「改めまして、私は園崎詩音と申します」
詩音とのデートシーンや会話は原作通りです。
「でも許せないなぁってところは色々ありますよ」
ですが、表情が暗くなり意味深なこの部分だけは違いました。
原作では「姉妹として許せないなぁって思うところは色々ありますよ」と言っています。
この姉妹としてというのは、入れ替わりの件だったり、頭首としての務め、つまりは悟史に関係していることだと考えられます。つまりは、自分が妹であることで割にあわない部分があるといったニュアンスでしょうか。
綿騙し編では、そういった姉妹としては関係なく、許せない部分があるということです。
 
【考察①圭一への恋心】

それは、圭一への対応ではないでしょうか?

窮屈な暮らしをしている自分とは違い、傍に好きな人がいて、普通の恋ができるにも関わらず、積極的にアピールをしない魅音のことが許せないのかもしれません。

詩音が圭一のことが好きなのだとしたら、隠された存在である立場から、叶えることが難しい自分の恋と比べて、魅音のことをねたんでいるのかもしれません。

また、悟史についてですが、詩音が悟史のことを好きであるなら、魅音に対しては原作通り、姉妹として許せない部分があると考えるのが自然であり、全体を通して圭一に対する過剰なアプローチもしないでしょう。よって、やはり綿騙し編は、悟史に恋をしていない詩音が圭一に恋をしたことによって惨劇が起こる話なのだと思います。

 

【考察② 姉妹の入れ替わりが起こっていない】

幼少期の姉妹の入れ替わりが起こっていなければ、定められた運命だとして受け入れ、頭首である姉に対する許せないという気持ちを抱かないのではないかと考えます。

詩音は終盤、魅音の名を取り戻したことを喜んでいて、魅音も名を奪ってしまったことに罪悪感を抱いていたため、そういったしがらみがないから、姉妹としての許せないことはない……ということではないせしょうか?

 

おもちゃ屋

ディスプレイされている人形を見て、可愛いとはしゃぎます。

「……欲しいな、って言ったら……圭ちゃん、…買ってくれます…?」

「いいよ、今日までのお礼ってことで、好きなのを買ってやるよ」

詩音は驚いたように目を開き、魅音にあげた人形を指さします。その時の表情が、少し切なげなのが気になります。

「え、でもそれって……」

圭一は1度あげたはずの人形をなぜ欲しがるのかと疑問に思っているようです。

このシーンはだいぶ原作とは異なります。

原作では、魅音から事の顛末を聞いている詩音が、圭一を誘導するような形で、飾られている人形が、ゲーム大会の時のものと同じであることや、その人形を魅音だけが貰っていないという話をします。

そもそも、原作では、男の子扱いされた魅音が傷ついていることを、レナに暗に責められたり、レナが気づかせようとする描写が多々あります。また、魅音詩音との会話でも、魅音が男扱いされているということが度々話題にあがります。

そのため、ここでようやく圭一は魅音が実は人形を欲しがっていたことに気づきます。

欲しいと言ったら買ってくれますか?という詩音の言葉に対して、

「いいよ、魅音。……今日までのお礼ってことで、どれでも買ってやるよ」

と恥ずかしさを堪えながら言います。

詩音だと否定する声に対し、なら詩音に買ってやるよと言い、どれが欲しいか聞きます。例の人形を指さし、値段の話をするところは綿騙しと共通です。

 

【考察 詩音も人形が欲しかった】

原作では、魅音や圭一をからかうために人形を欲しがりますが、綿騙し編では、圭一への恋心のためでしょう。魅音が人形を貰ったことを聞き、自分も欲しくなってしまったのではないでしょうか。2人とも無事に人形を貰うことができたため、今のところ、明確に惨劇のトリガーになりそうなことはありません。今後、人形がどこかに落ちているなどと、2つの人形が伏線になるかもしれません。

 

 

 

魅音と遭遇

おもちゃ屋魅音にあったことで、2人が本当に双子だと言うことがわかります。

「圭ちゃんのためにお弁当を届けてあげたのも私だもんねー」

「そ、それはあたし……」

「へぇー、お姉って見かけによらず大胆」

「え、いや、知らない知らない知らない」

真っ赤になって否定します。

「ほらね、圭ちゃん。昨日までのは全部私。園崎詩音なの」

魅音は照れているため、何も言いません。

原作ではデザートフェスタで助けてくれたことを嬉しそうに話しますが、カットされています。

「私、圭ちゃんのためにお弁当を届けてあげたよね?あれは私だもんねー」

「それともあれ、お姉だったの?園崎魅音ともあろうお方が手作り弁当を作って、男の子の家に甲斐甲斐しく届けに行ったと?へー…お姉って見かけによらず大胆〜!」

「いやいえ………し、知らない知らない……!」

「ほらね圭ちゃん。お姉は知らないって。だから昨日までのは全部、私、園崎詩音なの」

また、少しセリフが変わります。

ちなみに、

「大好きになった人からの初めてのプレゼントなんです」

このセリフは原作通りです。

 

【考察 お弁当は2人で協力】

前回の記事で詳しく書きましたが、お弁当を渡したのは詩音で、つくったのは魅音であると考えています。今回の会話で、お弁当を渡したのは魅音とも受け取れますが、「そ、それはあたしがつくった……」という意味ならば、渡したのは詩音でも意味が通ります。

また、詩音がデザートフェスタで助けてもらったことを敢えて言わなかったのは、本当にうれしかったからこそ、自分の胸の内に留めようとしたのではないでしょうか?

詩音の圭一への恋心がどんどん膨らんでいっているのが感じられます。

 

6月18日

綿流しの準備

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ひぐらしのなく頃に業 6話
魅音詩音はお互いのフリをせず服装通りです。
大石に登場に対し、魅音の表情は険しいです。最初に大石に会った時と同じような顔をしています。
祟の話を聞かせまいと圭一を連れ去ろうとする魅音でしたが、鷹野の言葉によって足を止めます。
「今年は誰が死んで誰が消えるんでしょうね」
このセリフは、原作では詩音が言っています。
また、祟の内容について、ほぼ同じです。強いて言うなら、つるはしで滅多刺しにされた、遺体の右手は見つかっていない……などと原作より詳しく説明しる箇所があるくらいです。
鷹野が、祟ではないなら、人の意思が働いているとしか考えられないといった部分も原作通りです。
 
「必ずひとりが死んで、もうひとりが消えるからです」
原作では失踪した人について詳しく話します。その時、詩音の口から北条悟史の名前が出ます。
綿騙し編では、まだ悟史の名前は出ていません。それどころか、昨年の行方不明者についてすらふれていません。
「誰かがオヤシロ様の祟という名で1人目を殺し、誰かがその生贄として2人目を攫ってるんです」
「でも詩音、それじゃあ雛見沢の誰が犯人だって言うんだよ!?」
叫ぶ圭一に答える者はいません。原作と比べると、より圭一が冷静さを失い、雛見沢に対して疑心暗鬼になりかけているように感じます。

 

【考察 悟史が黒幕側の人間】

詩音が悟史の名前を口にしないことに関しては、悟史と面識がないとすれば自然です。ですが、鷹野と富竹が毎年の死亡者、行方不明者について話している際に、昨年「行方不明者が出た」ということすら言わないのはさすがに違和感があります。

かといって、行方不明者がいないのであれば、オヤシロ様の祟りではなくなってしまいますし、5話で沙都子が以前は甘えん坊だったとレナが言っていたため、悟史自体は存在しているはずです。

鬼騙し編では、沙都子が梨花ちゃんと共に死亡し、鷹野と富竹が行方不明になり、入江診療所が解体されました。診療所がなくなれば、悟史の治療はできません。

「業」では悟史に関連する人物に異変が起きているため、悟史も何かあるのかもしれません。

 

 

6月19日

綿流し 

はぐれた圭一に声をかけたのはタレ目で服装から考えても詩音でしょう。
祭具殿に忍び込もうとする鷹野と富竹を見つけ、いざ入ろうとするところでエンディングです。
 
【考察 足音は聞こえるのか】
原作では、この時点で詩音は悟史の手がかりを探すために祭具殿に侵入することを決めていたため、既にLv3を発症していました。
悟史の件がないのであれば、雛見沢症候群を発症していないため、足音を聞くことができません
富竹のみが聞くということになるのでしょうか?
また、残り香となってしまった羽入では、足音を鳴らすことはできないでしょう。しかし、フェザリーヌのような他の上位の存在が鳴らす可能性もあります。
その場合、条件が変わり、雛見沢症候群を発症していなくとも足音が聞こえる……ということもあるかもしれません。
詩音だけでなく圭一の疑心暗鬼の原因に繋がる可能性があります。
 

今後の展開

前回の記事で書いた、魅音の発症説や、詩音の暴走に加えて、新たに気になった点があるため、記述します。

 

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ひぐらしのなく頃に業 第三弾PV

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ひぐらしのなく頃に業 第三弾PV

【考察① 監禁される圭一】

これは第三弾PVの画像です。1枚目は圭一がどこかに閉じ込められ、脱出しようとしているように見えます。2枚目は、鉄格子越しに覚悟を決めた目をする魅音か詩音です。

おそらく、圭一は魅音か詩音に監禁されるのでしょう。

しかし、この目は雛見沢症候群を発症しているようには見えません。かといって助けに来たにしては表情が険しい気がします。

これは、圭一を守るために一時的に監禁しているのではないでしょうか?

富竹と鷹野が行方不明になれば、祟りに従って祭具殿に入った圭一と詩音が殺されてしまうと考えるのが自然です。

だからこそ、殺されないために圭一を匿っているのではないでしょうか?

 

「業」では、過去の自分の犯した罪の記憶がフラッシュバックしている可能性があります。

ここからは複雑な話になるのですが、まず「業」の世界では詩音魅音に幼少期の入れ替わりがなかったと仮定します。

すると綿騙し編での魅音は、綿流し編での詩音です。

罪を犯したのは綿流し詩音、つまりは綿騙しでの魅音ということになります。

ここで魅音が、圭一を拷問しようとした場面をフラッシュバックしたら、どうでしょうか?

客観的に見れば、圭一から魅音やめろ!と言われ、監禁された詩音もお姉やめて!!と叫んでいる場面です。

(実際は、幼少期に入れ替わったために詩音になった魅音が、魅音(元詩音)のフリをして犯行に及んでいた)

魅音は、このフラッシュバックを、頭首としてオヤシロ様の祟りを遂行するために2人を殺そうとする未来予知のように感じてしまうかもしれません。

あるいは、自分の中に眠る得体のしれない鬼が目覚めて2人を殺してしまったらどうしようと恐れる可能性もあります。

この状況を防ぐために、詩音に今すぐ興宮に帰るように言い、圭一が誰かに殺されないために、地下に監禁したと考えると筋が通ります。

魅音は基本的に事情を多く語ろうとはしません。圭一が脱出しようとしていたのは、魅音の説明不足によるものでしょう。

【考察② 何も起こらず三角関係で終わる】

最初に言いますが、これはだいぶ希望的観測が含まれます。
このまま詩音・魅音が共に発症せずに、圭一との三角関係が続き、物語のラストで、どちらと付き合うのか答えを出さないまま、雛見沢大災害が起こり、全員死亡エンド……というのはどうでしょうか?

綿流し編のアニメでは、最初に詩音梨花ちゃんを自殺に追い込んだ時の映像が流れますが、綿騙し編では流れませんでした。鬼騙し鬼隠しは同じく惨劇の映像から始まったにも関わらずです。

これは、考察①とは矛盾しますが、記憶のフラッシュバックの法則が不明なため、確かなことは言えませんし、圭一視点の物語で圭一の記憶だから流れたとも解釈できますが、今回はフラッシュバックが起こらないとも考えられます。

鬼騙し編では、鬼隠し編とは逆にレナが発症したから、綿騙し編では魅音が発症する……、梨花ちゃんが動いたことが裏目に出るようになっている……などと、鬼騙し編から展開を予想することで、騙されてしまうというギミックである可能性があります。

また、綿流し編では雛見沢大災害が起こらなかったため、綿騙し編では起こってしまうとも考えられます。そもそも、悟史のことがない詩音が、過度な暴走をするとは考えにくいです。鬼騙し編では、1話から明らかにレナの様子がおかしかったのに比べ、綿騙し編は2話分放送されましたが、怪しい点はほとんどないに等しいです。こういった点からも、今回は惨劇が起こらないという希望的観測も、少しは説得力が増したかと思われます。

 

ひぐらしを見るなら 

U-NEXT 「詩音と魅音の見分けがつく?」

U-NEXTの字幕つきひぐらしを見ると、台詞の前にキャラ名が表示されるのですが、詩音として振舞っているシーンで魅音と表記された箇所があるそうです。
これがミスでないのなら、詩音と魅音の入れ替わりが分かるということです。
興味のある方はぜひ確認してみてください!
 

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