ひぐらしのなく頃に 業 6話 綿騙し編 「詩音は圭一にが好き……?」
遅くなってしまいましたが、ひぐらしのなく頃に業 6話の考察記事です。
今回はほぼ原作通りの内容となっていて、特筆すべきことは多くないのですが、
気になった点や、今後の展開について書いていきたいと思います。
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詩音と魅音の見分け方
前回の記事でも紹介しましたが、詩音はタレ目、魅音はつり目として描かれていることが多いです。
表情が動けば見分けることは困難になってしまうため、目だけで判断することは不可能ですが、見分けるうえでの参考にはしたいと思います。
他にも見分けるポイントがありますが、詳しくは5話の考察記事を参照してください。
6月15日
不良を追い返した
最初の「お巡りさーんこちらです」の時は、
雛見沢ダム計画の話
魅音と呼び止めた
電話
美麗なイラストで描かれるラブコメが可愛く、特にアニメ版では省略されぎみだったデザートフェスタを丁寧に描いているため必見です!また、結末に至るまでの流れが、アニメ版とは異なるため、新鮮な気持ちが味わえます!
6月16日
デザートフェスタ
デート
【考察①圭一への恋心】
それは、圭一への対応ではないでしょうか?
詩音が圭一のことが好きなのだとしたら、隠された存在である立場から、叶えることが難しい自分の恋と比べて、魅音のことをねたんでいるのかもしれません。
また、悟史についてですが、詩音が悟史のことを好きであるなら、魅音に対しては原作通り、姉妹として許せない部分があると考えるのが自然であり、全体を通して圭一に対する過剰なアプローチもしないでしょう。よって、やはり綿騙し編は、悟史に恋をしていない詩音が圭一に恋をしたことによって惨劇が起こる話なのだと思います。
【考察② 姉妹の入れ替わりが起こっていない】
幼少期の姉妹の入れ替わりが起こっていなければ、定められた運命だとして受け入れ、頭首である姉に対する許せないという気持ちを抱かないのではないかと考えます。
詩音は終盤、魅音の名を取り戻したことを喜んでいて、魅音も名を奪ってしまったことに罪悪感を抱いていたため、そういったしがらみがないから、姉妹としての許せないことはない……ということではないせしょうか?
おもちゃ屋
ディスプレイされている人形を見て、可愛いとはしゃぎます。
「……欲しいな、って言ったら……圭ちゃん、…買ってくれます…
「いいよ、今日までのお礼ってことで、好きなのを買ってやるよ」
詩音は驚いたように目を開き、魅音にあげた人形を指さします。
「え、でもそれって……」
圭一は1度あげたはずの人形をなぜ欲しがるのかと疑問に思っているよう
このシーンはだいぶ原作とは異なります。
原作では、魅音から事の顛末を聞いている詩音が、
そもそも、原作では、
そのため、
欲しいと言ったら買ってくれますか?という詩音の言葉に対して、
「いいよ、魅音。……今日までのお礼ってことで、
と恥ずかしさを堪えながら言います。
詩音だと否定する声に対し、なら詩音に買ってやるよと言い、
【考察 詩音も人形が欲しかった】
原作では、魅音や圭一をからかうために人形を欲しがりますが、綿騙し編では、圭一への恋心のためでしょう。魅音が人形を貰ったことを聞き、自分も欲しくなってしまったのではないでしょうか。2人とも無事に人形を貰うことができたため、今のところ、明確に惨劇のトリガーになりそうなことはありません。今後、人形がどこかに落ちているなどと、2つの人形が伏線になるかもしれません。
魅音と遭遇
おもちゃ屋で魅音にあったことで、
「圭ちゃんのためにお弁当を届けてあげたのも私だもんねー」
「そ、それはあたし……」
「へぇー、お姉って見かけによらず大胆」
「え、いや、知らない知らない知らない」
真っ赤になって否定します。
「ほらね、圭ちゃん。昨日までのは全部私。園崎詩音なの」
魅音は照れているため、何も言いません。
原作ではデザートフェスタで助けてくれたことを嬉しそうに話しま
「私、圭ちゃんのためにお弁当を届けてあげたよね?
「それともあれ、お姉だったの?
「いやいえ………し、知らない知らない……!」
「ほらね圭ちゃん。お姉は知らないって。
また、少しセリフが変わります。
ちなみに、
「大好きになった人からの初めてのプレゼントなんです」
このセリフは原作通りです。
【考察 お弁当は2人で協力】
前回の記事で詳しく書きましたが、お弁当を渡したのは詩音で、つくったのは魅音であると考えています。今回の会話で、お弁当を渡したのは魅音とも受け取れますが、「そ、それはあたしがつくった……」という意味ならば、渡したのは詩音でも意味が通ります。
また、詩音がデザートフェスタで助けてもらったことを敢えて言わなかったのは、本当にうれしかったからこそ、自分の胸の内に留めようとしたのではないでしょうか?
詩音の圭一への恋心がどんどん膨らんでいっているのが感じられます。
6月18日
綿流しの準備
【考察 悟史が黒幕側の人間】
詩音が悟史の名前を口にしないことに関しては、悟史と面識がないとすれば自然です。ですが、鷹野と富竹が毎年の死亡者、行方不明者について話している際に、昨年「行方不明者が出た」ということすら言わないのはさすがに違和感があります。
かといって、行方不明者がいないのであれば、オヤシロ様の祟りではなくなってしまいますし、5話で沙都子が以前は甘えん坊だったとレナが言っていたため、悟史自体は存在しているはずです。
鬼騙し編では、沙都子が梨花ちゃんと共に死亡し、鷹野と富竹が行方不明になり、入江診療所が解体されました。診療所がなくなれば、悟史の治療はできません。
「業」では悟史に関連する人物に異変が起きているため、悟史も何かあるのかもしれません。
6月19日
綿流し
【考察 足音は聞こえるのか】
今後の展開
前回の記事で書いた、魅音の発症説や、詩音の暴走に加えて、新たに気になった点があるため、記述します。
【考察① 監禁される圭一】
これは第三弾PVの画像です。1枚目は圭一がどこかに閉じ込められ、脱出しようとしているように見えます。2枚目は、鉄格子越しに覚悟を決めた目をする魅音か詩音です。
おそらく、圭一は魅音か詩音に監禁されるのでしょう。
しかし、この目は雛見沢症候群を発症しているようには見えません。かといって助けに来たにしては表情が険しい気がします。
これは、圭一を守るために一時的に監禁しているのではないでしょうか?
富竹と鷹野が行方不明になれば、祟りに従って祭具殿に入った圭一と詩音が殺されてしまうと考えるのが自然です。
だからこそ、殺されないために圭一を匿っているのではないでしょうか?
「業」では、過去の自分の犯した罪の記憶がフラッシュバックしている可能性があります。
ここからは複雑な話になるのですが、まず「業」の世界では詩音と魅音に幼少期の入れ替わりがなかったと仮定します。
罪を犯したのは綿流しの詩音、つまりは綿騙しでの魅音ということになります。
ここで魅音が、圭一を拷問しようとした場面をフラッシュバックしたら、どうでしょうか?
客観的に見れば、圭一から魅音やめろ!と言われ、監禁された詩音もお姉やめて!!と叫んでいる場面です。
(実際は、幼少期に入れ替わったために詩音になった元魅音が、魅音(元詩音)のフリをして犯行に及んでいた)
魅音は、このフラッシュバックを、頭首としてオヤシロ様の祟りを遂行するために2人を殺そうとする未来予知のように感じてしまうかもしれません。
あるいは、自分の中に眠る得体のしれない鬼が目覚めて2人を殺してしまったらどうしようと恐れる可能性もあります。
この状況を防ぐために、詩音に今すぐ興宮に帰るように言い、圭一が誰かに殺されないために、地下に監禁したと考えると筋が通ります。
魅音は基本的に事情を多く語ろうとはしません。圭一が脱出しようとしていたのは、魅音の説明不足によるものでしょう。
【考察② 何も起こらず三角関係で終わる】
最初に言いますが、これはだいぶ希望的観測が含まれます。
このまま詩音・魅音が共に発症せずに、圭一との三角関係が続き、物語のラストで、どちらと付き合うのか答えを出さないまま、雛見沢大災害が起こり、全員死亡エンド……というのはどうでしょうか?
綿流し編のアニメでは、最初に詩音が梨花ちゃんを自殺に追い込んだ時の映像が流れますが、綿騙し編では流れませんでした。鬼騙しと鬼隠しは同じく惨劇の映像から始まったにも関わらずです。
これは、考察①とは矛盾しますが、記憶のフラッシュバックの法則が不明なため、確かなことは言えませんし、圭一視点の物語で圭一の記憶だから流れたとも解釈できますが、今回はフラッシュバックが起こらないとも考えられます。
鬼騙し編では、鬼隠し編とは逆にレナが発症したから、綿騙し編では魅音が発症する……、梨花ちゃんが動いたことが裏目に出るようになっている……などと、鬼騙し編から展開を予想することで、騙されてしまうというギミックである可能性があります。
また、綿流し編では雛見沢大災害が起こらなかったため、綿騙し編では起こってしまうとも考えられます。そもそも、悟史のことがない詩音が、過度な暴走をするとは考えにくいです。鬼騙し編では、1話から明らかにレナの様子がおかしかったのに比べ、綿騙し編は2話分放送されましたが、怪しい点はほとんどないに等しいです。こういった点からも、今回は惨劇が起こらないという希望的観測も、少しは説得力が増したかと思われます。
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