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ひぐらしのなく頃に 業 9話 祟騙し編 「原作との違い」考察とネタバレ感想

祟騙し編がスタートしました。

ほとんどは祟殺し編の原作通りでしたが、鉄平が服薬していたり、詩音が沙都子と親しかったりと、気になる箇所が幾つかあるので、考察していきましょう。

ちなみに8話の記事はこちらになります。

 

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冒頭 鉄平の部屋

酒とインスタント食品が散乱する部屋に鉄平は1人でいます。匂いがすごいという近隣からの苦情に対して、喧しいと怒鳴り散らしました。

頓服薬と書かれた袋が落ちています。

原作の鉄平は服薬していませんでした。

 

【考察 異臭の原因】

見るからに汚部屋ですから、普通に生ごみなどの異臭を放っていてもおかしくはありません。

ですが、わざわざOPをカットしているのに無駄な描写をするとは考えにくいため、その線は薄いでしょう。

祟殺し編の冒頭では、リナの死体が川に捨てられているのを住民が発見していました。

その犯人は園崎家で、園崎組の金を横領しようとしたため見せしめに殺しました。

ラストで鉄平は沙都子と共にいましたが、鉄平が雛見沢に戻るのはリナが死んだからであるため、祟騙し編でも、既にリナが死んでいると考えるべきです。

よって、愛人であるリナの死体を一時的に部屋に隠している…というのはどうでしょうか?

綿騙し編では、園崎家は拷問部屋を実際には使ったことがないと言っていたため、これが仮に「業」で共通の事実だとすると、園崎家はリナを殺していないことになります。

川に捨てられていたという情報がカットされたこと、周りから苦情がくるほどの異臭がすることを合わせて、鉄平がリナを殺し、死体を隠していると考えると筋が通ります。

 

【考察 頓服薬】

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ひぐらしのなく頃に 業9話

頓服薬とは、なんらかの発作が起こったときや、症状が悪化した時に用いる薬で、服薬の時間が決まっていません。

解熱剤、鎮痛剤、睡眠剤狭心症発作を抑える薬などがあります。

仮に鉄平がリナを殺していたとすれば、雛見沢症候群を発症している可能性もあり、病院で鬱病の類だと判断されて、睡眠剤のようなものを貰ったのかもしれません。

それか、この薬そのものが雛見沢症候群を抑える効果がある可能性もあります。

 

6月9日 お弁当と自炊

圭一達はみんなで互いのお弁当を見比べながらお昼ご飯を食べています。

ブロッコリーとカリフラワーの見分けがつかない沙都子のことをバカにする圭一に、魅音は明日お弁当対決をすることを提案します。

しかし、圭一の両親は急な出張で東京に行ってしまい、圭一はしばらく1人で自炊しなければなりません。

試しにレシピ本を見ながら料理をしてみますが、火加減を間違えて危うくボヤ騒ぎを起こす寸前、やって来た沙都子と梨花ちゃんに救われます。

圭一に代わって料理をする沙都子。

圭一は不機嫌そうだと感じましたが、梨花ちゃんはとても楽しそうだと言います。

沙都子が兄である悟史といる時のようだと。

「一緒にいたってことは今は違うのか…?」

梨花ちゃんは答えません。原作にはこのセリフはありませんが、話の流れはほとんど一緒です。 

    

沙都子が作った夕飯を、圭一は茶化すことなく正面から褒めます。

「こうしてると、悟史と一緒にご飯を食べているみたいで楽しいのです」

「…懐かしいですわね…。一体今頃どこでどうしてるやら…」

悟史は家出したと沙都子は語ります。

圭一は沙都子の頭を撫でながら、沙都子はしっかり者だと褒めます。帰り際、梨花ちゃんは、今日の圭一は100点満点、自分では悟史の代わりになれないけど、圭一ならできると言います。この辺りも原作通りです。 

6月10日 沙都子と夕食

圭一と沙都子は一緒にスーパーに来ていました。夕食の買い物のやり方について沙都子に教わっているようです。
沙都子が野菜炒めを披露します。
圭一が美味いと勢いよく食べていると、沙都子はふと思いついたように、圭一に手は洗ったのかと聞きます。
後でもいいだろと言う圭一に、沙都子は強く手洗いをするように勧めます。
圭一が渋々手洗い場に行くと、沙都子の仕掛けたトラップにまんまと引っかかってしまいます。
「一人っ子だから、こういう時間も悪くない」
圭一は怒るどころか、少し嬉しそうに言うと、沙都子が少し顔を赤らめます。
もし圭一が良ければ食事をつくる……と言いかけたところで、電話がなります。
相手は圭一の母で、予定よりも早く帰ってくるそうです。
それを聞いた沙都子は少し悲しそうに下を向きます。
この一連のシーンは原作通りです。

 

6月11日 野球

レナから、沙都子が追い詰められていて危機的状況だという電話を受け圭一はゴルフクラブを持って家を飛び出します。
指定された興宮のグラウンドに行くと、そこでは野球の試合をしていました。
原作では 、電話をしたのが沙都子で、グラウンドまで案内したのが梨花ちゃんです。
また、圭一が駆けつけた時には既に沙都子がホームに立っていて、逆転サヨナラホームランを打ち、勝利しました。
原作では、圭一がピッチャーと交渉し、エンジェルモートでのデザート食べ放題で買収し、手を抜いて投げたため、沙都子はホームランを打つことができ、勝利することができたため、祟騙し編では、小細工なしで勝利したということになります。
 
【考察 沙都子の能力値が向上】

相手のピッチャーは甲子園級であるため、沙都子が普通に戦っても勝てる見込みは低いでしょう。

原作ではわざと甘い球を投げさせたため、ホームランを打つことができましたが、本来なら打てるはずがありません。

また、電話をしたのが沙都子ではないということは、沙都子は圭一の助けを求めていないということになります。

ひぐらし5話のゲーム大会でも、沙都子は原作とは違う勝ち方をしました。より正確に言うならば、原作よりも圧倒的な勝利を収めています。

ゲーム大会の神経衰弱ではトラップを使うまでもなく、一気にカードを開いたかのような瞬殺、野球の試合では小細工なしで甲子園級のピッチャーを打ち取りました。

このことから、やはり沙都子はラムダデルタの駒であるか、何らかの能力を持っているか、勝負事の時は一時的に身体を乗っ取られる、など、何か秘密があるのかもしれません。 

6月12日 

バーベキュー

監督である入江が勝利の祝いにバーベキューを奢ります。
入江の服装が、白衣こそ脱いでいますが診療所の時のものです。
原作では、黄色のシャツに胸ポケットにサングラスを引っ提げるという完全ラフな格好です。
バーベキューの前に、診療所で何かしていたのでしょうか…?
4人が楽しそうに食事をしているのを、圭一は少し離れた場所で見守ります。
そんな中、入江が話しかけてきました。
話題は、沙都子の話から、悟史の話に移ります。
「悟史くんも、雛見沢ファイターズで活躍していたんですよ」
「もっと、活躍して欲しかったんですが……。1年前に雛見沢を離れてしまいましてね
原作では、一年前に悟史が転校したと言っています。
また、プレートを洗うシーンで詩音と2人で話している時に悟史の話になり、圭一が何気なく「転校したんだよな」と聞くと、詩音の様子が不穏なものに変わり、転校という言葉に過剰に反応しました。
祟騙し編の悟史は転校扱いではなく、一貫して家出扱いになっているようです。
 
沙都子には笑顔でいてほしいと語る2人は「絶対に彼女を泣かせたりはしない」と約束をします。
すると突然詩音がどこからともなく現れました。
詩音は雛見沢ファイターズの幽霊マネージャーです。
「2人とも、さっきの約束、私も混ぜてくださいね」
「私は沙都子のねーねーですからね」
詩音は沙都子に抱きつきます。
沙都子もいやがった素振りを見せるものの、まんざらではないようで、仲睦まじい光景です。
しかし原作では、詩音は圭一をからかったり、魅音の反応を見て楽しんでいたりと、場をかきまわしていましたが、沙都子とは一言もしゃべっていません。
 
 【考察① 詩音は目明し編の記憶がある】
皆殺し編のように、目明し編の記憶があるのならば、悟史から
沙都子を頼むとお願いされたことを思い出し、積極的に面倒を見ていてもおかしくありません。
ですが、それでは詩音は悟史と面識があり、さらには恋心を抱いているということになります。
それでは、鬼騙し編綿騙し編不自然なくらい悟史の話題が出なかったことについての違和感が残ります。
 
【考察② 詩音は悟史の居場所を知っている】
「業」の詩音は、悟史が入江診療所の地下にいることを知っていたとしたらどうでしょうか?
そもそも綿流し編で詩音が発症したのは、悟史が行方不明になり、それを園崎家の犯行だと思い込んだからです。
悟史の居場所がはっきりしていて隠さなければならないと知っていたのなら、詩音は自分から悟史の話をしようとは思わないでしょう。
では、なぜ知っているのか?
 
悟史はぬいぐるみを買った日に、迎えを頼んだ入江の車に乗って帰る際、道行く女性の顔が殺してしまった叔母の顔に見える症状を訴え、発症します。
そして入江の判断により、そのまま入江診療所に収容され、表向きは失踪という形になりました。
詩音と一緒にぬいぐるみを買いに来た、もしくは詩音と偶然おもちゃ屋で出会った、入江が悟史の迎えに行くと知り、悟史に会うために詩音が車に乗っていた……などの理由により、詩音がその現場に居合わせた場合、入江は悟史の置かれた状況や病気について、話せることは話すでしょう。
祭囃し編でも、詩音にのみ悟史の真実を打ち明けているため、その可能性は高いです。
悟史が失踪ではなく療養中であるとすれば、園崎家を疑うこともありませんし、魅音が惚気話をしても、そこまで悲観的にはならないでしょう。
また、綿流し編よりは精神状態も安定しているため、悟史の気持ちを汲んで、沙都子を恨むことなく、悟史が戻ってくるまで面倒を見ようと考えても不自然ではないでしょう。
また、EDで沙都子が持っているくまのぬいぐるみも、悟史が買って渡せなかったものを、詩音が代わりに届けたと考えると筋が通ります。
 
【考察 詩音と圭一が鉄平を殺す】

詩音は皆殺し編でも鉄平を殺そうとしていましたし、憑落し編では、圭一とレナと詩音の3人で殺しています。

沙都子を泣かせないと約束をした詩音は、圭一と共に鉄平を殺すかもしれません。

一方で、鉄平は原作とは違い、薬を飲んでいます

もし仮に持病を患っていたのなら、殺そうとした時にはもう死んでいた…なんてこともあるかもしれません。その場合は、死んでほしいと念じただけで死んでしまうなどと思い込んで、発症する恐れなども考えられます。 

帰り道 

片づけをしている最中、沙都子の姿が見当たらないことに気づいた圭一は、梨花ちゃんに尋ねます。沙都子は夕飯の用意があるため、先に帰ったようです。

「沙都子は圭一と違って容量がいいのですよ、にぱー」

【考察 梨花ちゃんと沙都子の対立】

原作では、沙都子は最後まで残っていて、梨花ちゃんと一緒に帰宅します。

沙都子はこの後、鉄平と遭遇し、そのまま一緒に同じ家に帰ります。

梨花ちゃんは今まで「業」の世界で、レナを信じるように助言したり、人形を魅音に渡すように言ったりと行動を起こしています。

梨花ちゃんが、この後、鉄平と会ってしまうと分かっていながら、親友の沙都子を一人で先に帰らせるというのは考えにくいです。

「業」の梨花ちゃんと沙都子の間には確執があるのかもしれません。

 

 

 

帰り道、圭一は魅音とレナに悟史のことについて聞きます。

プレートを洗っている際に、オヤシロ様の祟りで悟史がいなくなったと男子生徒が話しているのを聞いたためです。

オヤシロ様の祟りという言葉を出すと、レナが表情を曇らせます。それを察した魅音が、圭一に漫画を貸す約束があると言い、レナは1人で帰ります。

その後、魅音は沙都子の両親の話などをします。

魅音との会話のみ原作通りです。

【考察 レナが暴走しなかった理由】

原作では、レナが悟史はオヤシロ様の祟りにあっていなくなったという話をします。ヒートアップするレナを魅音がビンタで止めます。

このシーンがカットされたのは、「業」に羽入がいないからでしょう。レナは悟史から「誰かに跡をつけられている」と相談されたと言っていますが、その正体は羽入です。

よって、レナがオヤシロ様の祟りを信仰していたとしても、悟史がレナに相談したこともなくなっているのかもしれません。

 

帰ってきた鉄平

最後、鉄平が沙都子と同じ家に入ります。

沙都子の表情は暗く、声は弱弱しいです。

これから先、祟殺し編のようなつらい日々が待っているのでしょうか…?

 

【考察 沙都子が鉄平を殺す】

鉄平が服薬しているということは、身体か心に不調があるということでしょう。

沙都子が付け入る隙があるかもしれません。

また、原作通りではありましたが、沙都子が圭一の家にトラップを仕掛けたことが伏線となっていて、鉄平を罠にはめるかもしれません。

ゲームで圧倒的勝利を収めていることもあり、「業」の沙都子の能力は未知数です。

1人で殺すことも可能かもしれません。

 

まとめ

原作との違いは

  • 鉄平が服薬している
  • 沙都子が圭一のアシストなしにホームラン
  • バーベキューの入江の服装が違う
  • 詩音が沙都子のねーねーを名乗る
  • 詩音が悟史の転校の話に過剰に反応しない
  • 沙都子が先に帰る
  • レナが暴走しない

となっています。

 

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