新ルート突入!ひぐらしのなく頃に 業 3話 鬼騙し編 其の参 感想と考察
いきなりホラー要素満載の3話。
BGMやカットなど、演出が壮大で、ホラーシーンが来ると分かっていても怖かったです……。
富竹・鷹野が行方不明
鬼隠し編では死んでいた富竹が、今回は行方不明です。
つまり、生死が確定していません。
ひぐらしは、富竹が死ぬとバッドエンド確定となってしまいますが、今回はまだ、回避の余地があるということです。
詳しく考察していきます。
富竹・鷹野と会話をしなかった
鬼隠し編では、富竹と鷹野を見かけた際に話しかけていましたが、今回は、邪魔しちゃいけないと、その場を離れました。
そのため、圭一は、ダム工事のことや、バラバラ殺人、オヤシロ様の祟り、綿流しの日に人が死ぬことを、聞いていません。
代わりに大石から聞くことにはなりますが。
監視していたレナ
魅音たちを探す単独行動をしたレナ。その場に残された圭一は富竹と鷹野を見かけます。
その様子を、レナは遠くからじっと見ていました。
【考察① 富竹・鷹野の行方不明に一枚かんでいる】
レナが記憶の継承をしていて、それを梨花ちゃんが知っていた場合、2人は秘密裏に協力関係にあるのかもしれません。富竹が死んでしまうとバットエンド直行になってしまうため、ハッピーエンドを迎えるためには、なんとしてでも阻止したいところです。
詳しいことはわかりませんが、レナは、富竹が死なないように、様子を伺っていた可能性があります。
【考察② 圭一を疑っている】
個人的にはこっちの説の方が可能性が高いと考えています。
レナは1話、2話でも圭一を虚ろな目で見ることが度々あり、あまつさえ、鉈を振るおうともしました。
既に雛見沢症候群を発症し、圭一に対して疑心暗鬼になっているのかもしれません。
大石さんとの会話の変化
車の中で
鬼隠し編では、富竹が死んだことを聞かされます。
自分の爪で喉をがりがりと引っかき、死んだことを知ります。
また、鷹野の話は出ていません。
鬼騙し編では、オヤシロ様の祟りの話や、殺人事件の話など、鬼隠し編で富竹から聞いた話を聞きます。
そして、2人が行方不明になったことを聞かされます。
カフェで
鬼隠しについての説明を、鬼隠し編では自宅での電話で聞きましたが、鬼騙し編では、詩音がバイトしているカフェで聞いています。
また、鬼隠し編では、悟史の話についても少し聞きます。
自宅で
鬼騙し編は、3回大石と会話をする機会がありました、ここでの内容は、レナの過去についてです。つまりは礼奈の話です。窓ガラスを壊し回ったことや、かつて雛見沢に住んでいたことなどを聞きます。
盗み聞きしていたレナ
実はレナは電話があった少し後に自宅へ来ていました。圭一と大石の会話を盗み聞きしていたのです。
鬼隠し編では、外で圭一の家を見て意味深な表情をしているカットのみですが、鬼騙し編では、隙間からのぞき込んでいるカットです。
ホラー要素がかなり増しています…
情報をまとめると
<鬼隠し編>
車………富竹が死んだことを聞く
自宅……鬼隠しと、悟史について聞く
<鬼騙し編>
車………オヤシロ様の祟り、殺人事件について聞く
カフェ…鬼隠しについて聞く
自宅……礼奈について聞く
自宅=盗み聞きの内容であるため、鬼騙し編の方がやばそうですね……。
富竹の死は回避できても、レナがどう動くかが心配です。
レナのがんばり物語
鬼騙し編は、鬼隠し編の「嘘だっ!!」のシーンと異なる点が幾つか見られます。
「圭一くんゴミの山でこっそり何か隠したよね?」
これは鬼隠し編にはなかったセリフです。
レナとケンタくん人形を掘り起こそうとしていた時のことについて言及しています。
圭一が隠したのは、雛見沢の過去の事件について書かれた雑誌ですが、レナには圭一何か怪しい動きをしていると、疑心暗鬼を深める要素の一つとなったのでしょう。
宝の山といっていた場所を、ゴミの山と表したことにも、何かレナにとって心境の変化があるのかもしれません。
例えば、レナがゴミを埋めたとか……。
「すごいすごいがんばり物語だったんだよ」
「レナは正しい努力をしたんだよ。ねぇ、人って幸せになるために、どれほどの努力が許されるのかな?レナは頑張ったよ。すごいすごいがんばり物語だったよ」
「嘘だっ!」と叫んだ後、レナはにやりと笑い、上記のセリフを言います。これは、鬼隠し編にはなかった展開です。
人って幸せになるために、どれほどの努力が許されるのかな。不幸ってね、連鎖するものだと思うの。一度始まるとなかなか抜け出せない。そこから抜け出すには、本当の本当に精一杯、そこまでするのかっていうくらい努力してやっと掴める。それが幸せってものじゃないかなってレナは思うの。
じゃあ始めるよ。竜宮レナ、一世一代のがんばり物語を
これは罪滅ぼし編のセリフです。このカケラでは、レナは雛見沢症候群を発症し、レナが幸せを掴むために、レナと鉄平を殺害しています。
がんばり物語とは
レナの両親は離婚していて、レナは父親と二人暮らしです。
無気力になった父は、水商売の女であるリナを家に連れ込むようになり、レナは居心地の悪さを感じつつも、父を元気づけたリナの存在に感謝しなくてはならないと自分に言い聞かせます。
この頃から、レナは腕をかき、蛆虫の幻覚を見ていることから、雛見沢症候群を発症しています。
偶然、リナが鉄平と手を組んで、父へ美人局をしようと企んでいることを知ります。
そんな中、ゴミ山に来たリナと二人きりになり、言い合いになって、リナに殺されそうになったところ、手元にあったパイプでリナを殺してしまいます。
続けて鉄平を殺し、死体を隠ぺいすることで、父の目を覚まさせて、幸せな生活を取り戻そうとします。
この一連の流れがレナのがんばり物語です。
鬼騙し編でも、この出来事が起こったかどうかはわかりません。
ですが、努力が許されるという言葉。普通、努力には制限はないものです。許す、許さないという問題ではありません。
この表現はやはり、レナが罪を犯したことを表しているのでしょう。
【考察① レナは既に死体隠ぺいまで終えている】
1、2話のゴミ山のシーンをじっくり見ると、幾つか見えてくることがあります。
まず、圭一に声をかけられた時、レナは木材を動かしています。やや反応が鈍いような不自然な態度をとりつつ、圭一をいつもの調子で会話をします。
その後、ケンタくん人形が埋まっている場所に案内するのですが、レナが先ほど作業していた場所と少し離れているのです。
つまり、圭一に声をかけられる前にしていたレナの作業は、ケンタくん人形とは関係ないということです。
これは、殺害の証拠が残っていないかを確認していたのだと思います。
不自然に飛んだ血のような跡が見られることから、既に2人を殺害していることが示唆されています。
また、ケンタくん人形を紐で縛るときの描写が丁寧で、まるで手慣れていることを強調しているかのようです。
そもそも、罪滅し編のレナは死体を解体する際は血が目立たない黒いジャージを着ていました。白い服で作業をしているため、死体はもう近くにはないのでしょう。
【考察② レナは圭一が自身の犯行を疑っていると思っている】
圭一が警察である大石とこっそり会って話をし、その内容を口にしないというのは、罪を犯してしまったレナにとっては、不安でしょう。
ゴミ山で何か証拠を見つけてしまったのではないかと疑っているのかもしれません。
レナの圭一に対する不自然な態度、監視するような虚ろな目は、それが理由なのかもしれません。
その他
ゲームの内容が変化
鬼隠し編では
- 現場:医務室
- 凶器:毒物
- 犯人:梨花ちゃん
鬼騙し編では
- 現場:ラウンジ
- 凶器:ロープ
- 犯人:レナ
些細なことですが、わざわざ変える意味が見いだせないため、何か伏線なのかもしれません。もしかすると、レナの犯行現場はゴミ山ではないのかもしれません。ですが、ゴミ山にも怪しい点は見られるため、どちらか片方は、ラウンジでロープで絞殺した可能性があります。
それなら血が出ませんから、隠ぺいは少し楽ですね……。
圭一は雛見沢症候群を発症しない
鬼隠し編では、圭一は数々の出来事が積み重なり、疑心暗鬼になって、雛見沢症候群を発症してしまいますが、鬼騙し編では、それをぎりぎりのところで交わしているように見えます。
大石のフォロー
カフェでの会話で、なぜレナと魅音は祟りや鬼隠しの話をしてくれなかったのかと疑問に思う圭一に、心配させたくなかった、怖がらせたくなかったからだと、大石はフォローしました。
これにより、圭一は仲間たちへの怯えがなくなったように見えます。
悟史の話題が出てこない
鬼隠し編では度々出ていた悟史の名前が、鬼騙し編では一度も出てきません。圭一はまだ、悟史という人物がいたことを知らないのです。
圭一は、悟史と自分の立ち位置を重ね合わせて、疑心暗鬼に陥ってしまったので、悟史のことを知っているかどうかは、重要なことです。
また、前回の記事でも書いた、富竹のセリフのフラグが立っていないことや、レナと魅音と殺した記憶がフラッシュバックしたことなども合わせると、圭一は発症せずに踏みとどまることができるかもしれません。
鬼騙し編は、圭一が発症せずに、代わりにレナが発症するカケラなのかもしれません。
以上でが3話の考察です。
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