完全新作!新展開!ひぐらしのなく頃に 業 鬼騙し編 4話 感想と考察
嫌な事件でしたね……。
圭一がドアを開けてレナを抱きしめたところで感動してちょっと泣いたのですが、レナが重箱を開けたあたりで別の意味で泣きたくなりました。
予想通り鬼隠し編とは異なる結末を迎えた鬼騙し編。
騙されたのは旧作の記憶がある視聴者と梨花ちゃんでしたね。
- 入江診療所がなくなった
- 学校に来た圭一
- レナが家に来たシーン
- 自宅での惨劇
- 目覚めた圭一
- 雛見沢大災害は起こったのか?
- 梨花ちゃんと沙都子を殺したのはだれか?
- レナが圭一を殺そうとしたのは突発的な事故
- オヤシロ様の祟り
- お父さんだけは静かに暮らせるの解釈
- ルール変更の可能性
- まとめ
- ひぐらしを見るなら
入江診療所がなくなった
体調不良で病院に行くところは鬼隠し編と同じですが、なんと鬼騙し編では、入江診療所が改装中とのこと。
しかもそこには山狗らしき姿が……。
【考察 鷹野の失踪が原因】
鷹野の失踪により、雛見沢症候群に関する実験が封鎖したことで、撤退命令が出されたのではないでしょうか?
鷹野と富竹は何かを計画していて、それが失敗に終わったのでしょうか?
旧作では鷹野が黒幕でしたが、今作は違うのかもしれません。
学校に来た圭一
おはぎ事件はなくなった
病院に行かなかったため、圭一は学校に来ています。その結果、鬼隠し編であったお見舞いイベントがなくなり、おはぎ事件は起こりません。
鬼隠し編では、レナがメインだったものの、魅音にも出番が多かったですが、鬼騙し編ではカットされているため、終始レナと圭一の物語になっていますね。
また、魅音には詩音疑惑がありますし……。
梨花ちゃんとの会話
圭一が熱でぼーっとしてたと言うと、梨花ちゃんが怪訝そうに見つめます。
その後、梨花ちゃんは圭一と2人きりで話をします。
「圭一は、何か心配なことや不安なことがありませんですか?」「レナが…時々なんだけど、怖いんだ」「おかしいよな、レナは仲間で大切な友達なのに。それなのに、俺を見る目が、不気味なものに思えて、どうしようもなく怖くて… 」 「嘘だ。もしそう言われたとしても、それは1度きりのことだったはず。 その時たまたま疲れていただけかもしれない。 ちょっとしたことで不機嫌になっていただけかもしれない」 「そうだ、俺、無神経に仲間を疑うようなことを…」「もし圭一が、レナを何か恐ろしいものに感じたとしたら、疑うのはレナではなく、自分自身なのですよ」 「俺、自身…?」「ありがとう梨花ちゃん。少し心が軽くなった」「圭一なら勝てますです。ふぁいとおーなのです。にぱー」
圭一が疑心暗鬼にならないようにと梨花ちゃんがフォローしました。
レナが家に来たシーン
鬼隠し編
レナが母から頼まれて家に来たことを知らないため、誰が来たのか分からずに恐る恐るドアを開け、チェーン越しにレナに怯えながらも話をします。
夕食は母が用意していると嘘をつくと、再びレナから「嘘だ!」と言われ、食生活を把握されていることを知ります。
圭一は、鬼騙し編よりも疑心暗鬼が募り、自分を殺そうとしていると疑っている状態であったため、ドアの隙間からチェーンを揺らすレナの手を挟み、追い返そうとして帰れ帰れと叫びます。
鬼騙し編
電話でレナが来ることを母から聞いているため、インターフォンが鳴ってもドアを開けずに、チェーンを閉めます。
ドア越しにレナと会話をしながら、圭一は疑心暗鬼で葛藤します。梨花ちゃんの話を思い出し、自身の心を説得しようとしますが、レナがドアを開けてチェーン越しにこちらを覗く妄想に捕らわれ、叫びだします。この時点で、恐らくはL3+になっていたのではないでしょうか?
ですが、鬼隠し編でレナを殺した時の記憶がフラッシュバックし、梨花ちゃんの「圭一なら勝てる」という言葉を思い出して、意を決してドアを開け、そっとドアを開けます。
L3+
非常に軽微な幻覚、幻聴、病状の進行により物事を曲解するようになる。その結果、他人に疑心を持ち始める。
L4
幻覚・幻聴。異常行動、極度の疑心暗鬼・人間不信。
L5-
危機妄想、個人差により大小がある。リンパ腺のあたりに強い痒みを感じる。
L5+
幻覚・幻聴の症状が最大限に大きくなり、いない人間をいるものと誤認することがある。周りの人間全てが自分を殺そうとしているという妄想に陥り、防御本能より周りに無差別な攻撃行動を加えるようになる。ひどい錯乱状態にあり、記憶も混乱する。最後には自分の手でのどを搔き毟って死ぬことが多い。
出典:Wikipedia
自宅での惨劇
ここからは完全にオリジナル展開です。気になる点をピックアップしていきます。
重箱の中には、死体を解体するときに使うような道具が入っていました。
圭一が台所を訪れると、レナは首を掻きます。雛見沢症候群L5を発症しているのは間違いないでしょう。
「お父さんを守らなくちゃ。私が家を守らなくちゃ。圭一君を殺して私も消えよ……。あ、そうか、これが今年のオヤシロ様の祟りなんだよね」
「圭一君を殺して、私は鬼隠しで消える。それでお父さんだけは静かに暮らせる。うん、そうだね、それがいいよね」
台所に置いてあった圭一の家の包丁を持ち、迫るレナに対抗して、圭一は近くにあったゴルフクラブを構えます。
「だって、私はもう既にオヤシロ様の祟りを受けてるんだし。ちょっとの間許されていただけで、既にとっくにあの時に。いいよ、私はもうオヤシロ様の祟りなんだから!!」
襲い掛かるレナの攻撃に必死に対抗する圭一。包丁は頬をかすりました。捨て身でレナに体当たりすると、レナがテーブルに強く頭をぶつけ、気絶したように倒れます。
圭一が心配して近づくと、突然起き上がり、包丁を掴んで、圭一の腹部を強く刺します。
その後、馬乗りになって、何度も傷口を刺します。
圭一は手元にあった目覚まし時計を掴み、レナの頭を強く殴打します。
その後は、ひさすた刺す殴るの悪魔のような泥仕合が続きます。
血だまりの中に寝転ぶ二人の姿が映り、圭一が涙を流したところで暗転します。
目覚めた圭一
圭一は病院で目を覚まします。頭には包帯、首にはコルセットを巻いています。両頬にもカットバンがついています。
両親、大石さんが会いに来ます。
数日後に魅音が来た時には、頭と首の包帯は取れ、起き上がれる状態になっていました。
そこで、梨花ちゃんと沙都子が殺されてしまったことを聞きます。
最期に、看護婦に「首がかゆくないですか?」と聞かれ、レナが首を掻いていた様子を思い出し、圭一は首を掻いて絶叫します。
なぜ圭一は生きていたのか?
頭を殴打してもあまり血は流れないため、あの血だまりのほとんどは圭一の流したものです。
そもそも、あれだけ刺されて、なぜ圭一は生きているのでしょうか?
これでは、あまりにも圭一がタフすぎます。
【2人のシーンが途中から入れ替わっていた】
ベッドに隠れて見えないのですが、圭一は腹部を刺されていて、重症です。あとは頬を切られたくらいで、他の部分に怪我はありません。
にもかかわらず、圭一は頭と首に包帯を巻いています。
この傷は本来、レナのものです。
ということは、腹部を刺されて血を流したのがレナで、対抗して頭を殴られたのが圭一という可能性があります。
圭一は幻覚が見えていたということなので、雛見沢症候群を発症しています。首を掻きむしっていたとしても不自然ではありません。
レナがテーブルに頭をぶつけて気絶した時と、最後の血だまりの中で倒れる時の体制と位置が酷似しているため、起き上がって包丁で腹部を刺したシーンからが圭一の幻覚であると考えられます。
レナはどうなったのか?
誰もレナについて明確には語りません。
魅音は「レナは助からなかった」「圭ちゃんだけでも助かったことが幸運だったんだよ」「レナがあんなことになった次の日」と言っています。
助からなかったということは、発見時は生きていて、治療を施したけれどだめだったというニュアンスに思えます。
初めから死んでいたのなら、そのまま死んだ、亡くなった、などと表現するのではないでしょうか?
また、助からない=死んだというのは、少し安直かもしれません。L5が進行して助からないと言っているだけで、実際は生きているのかもしれません。
雛見沢大災害は起こったのか?
魅音が生きていることから、雛見沢大災害は起こっていないと考えるのが自然ですが、あれは本当に魅音だったのでしょうか?
仲間が殺されてしまったのにどこか平然としている姿に違和感を覚えます。
また、魅音は私服の時にはモデルガンを装備しているはずですが、お見舞いのシーンではつけていません。
病院だから外したのかもしれませんが、怪しくはあります。
そして、仮に、詩音であった場合は、雛見沢大災害が起こってしまった可能性はあります。
というのも、ラストのシーンで登場したのは、東京にいた両親、大石、詩音で、いずれも雛見沢の外にいた人間です。
また、入江診療所は撤退していたため、村に病院はありません。
圭一が運ばれたのは東京の病院なのでしょう。
梨花ちゃんと沙都子を殺したのはだれか?
梨花ちゃんと沙都子は、自宅で、同じ包丁で首を何度も刺されて亡くなりました。
他殺と自殺の両方の線があるそうです。
【考察① 犯人は沙都子】
入江診療所が撤退され、薬が切れたことで沙都子が発症し、梨花ちゃんを殺害後、自殺した可能性があります。
暗くて見えにくいのですが、2人の死体を見てみると。梨花ちゃんの方が血に染まっていますし、そもそも梨花ちゃんには沙都子を殺す動機がありません。
沙都子を手にかけるくらいならば、自殺してループする道を選ぶはずです。
恐らく、発症して暴れる沙都子を止めようとして、刺されて死んでしまったのではないでしょうか?
その後、沙都子は自殺したのでしょう。
【考察② 犯人は詩音】
前述したように、お見舞いに来たのが詩音であると仮定します。
なぜ詩音は同じ包丁で首を何度も刺されたと分かるのでしょうか?
警察が、詩音(魅音)にそんなに細かいところまで教えると考えるのは不自然です。
ということは動機は不明ですが、発症した詩音が殺した可能性は考えられます。
【考察③ 犯人は第三者】
普通、同じ場所で人が死んでいれば、凶器も同じであると考えるはずです。わざわざ同じ包丁と言う必要があるのでしょうか?
この同じというのは、圭一の家にあった包丁という意味かもしれません。
つまりは、何者かが圭一の家に侵入し、包丁を盗み、沙都子と梨花ちゃんを殺害したのです。
前述した「圭ちゃんだけでも助かったことが幸運」「レナは助からなかった」という言葉も、第三者に襲われたかのようにも聞こえます。
おそらくは黒幕の犯行になると思いますが、鷹野ではないでしょう。鷹野ならば、旧作通り、神社でお腹を引き裂いて殺すはずです。
黒幕は一体だれなんでしょうか……?
レナが圭一を殺そうとしたのは突発的な事故
レナは初めから圭一のことを殺そうとして自宅まで押し掛けたのでしょうか?
大石との会話によって、自身の犯行が疑われていると勘違いし、口封じのために殺すというのは動機として辻褄が合います。
ですが、幾つかの不自然な点が見られます。
自宅で殺すメリットがない
そもそも、なぜ圭一の自宅で殺したのでしょうか?圭一の母がレナに夕食を頼んだということは、ここで殺害してしまえば、犯人がレナであることがバレてしまいます。
お父さんのためと言っていましたが、殺人犯の父親が、村で穏やかに暮らせるでしょうか?
父への事情聴取が入ることは勿論、仮にレナと鉄平を殺害していれば、そのことまで露見する恐れがあります。
失踪する気だったとは言え、ゴミ山に呼び出し、秘密裏に殺した方が都合がいいはずです。
凶器は圭一の自宅にあった包丁
圭一を殺すために利用したのは圭一の家にある包丁です。
初めから殺すつもりならば、なぜ凶器を持ってこなかったのでしょうか?
ロープで絞殺つもりだったが、準備をする前に圭一が来てしまったため、近くにあった包丁を掴んだと考えれば、辻褄が合うように思えますが、「圭一君は病み上がりだし、向こうで休んででね。絶対こっちに来ないでね」という風に、念を押すこともできたかなと思います。
また、普通に食事を作り、圭一が油断しきって食べている間に背後から襲ったり、食事に睡眠薬を仕込んだ方がよほど計画的で確実に殺すことができます。
レナが鉄平を殺したときは、自身のホームグラウンドであるゴミ山に呼び出すといった、用意周到な方法だったのに、今回は随分と雑です。しかも、結果的には圭一を殺すことができませんでしたし……。
最初は殺す気がなく、テレビの音声や圭一の言葉で疑心暗鬼になり、殺害を決意したのではないでしょうか?
重箱の中身
重箱の中には、死体を解体するような道具が入っていました。
圭一を殺して死体を解体するつもりだったのでしょうか?
だとしたら不自然です。
圭一を殺す動機は、オヤシロ様の祟りにするためです。
ということは、死体が見つかる必要があります。
あの道具は、一体何に使う予定だったのでしょうか……?
【考察① 拷問器具だった】
レナが持ってきた道具には、拷問に使えそうなものもあります。もしかすると、圭一の嘘を暴くために、拷問する気だったのかもしれません。
それが、圭一が台所に来てしまったがためか、発症してしまったためか、気が変わって殺すことにしたのでしょう。
【考察② 死体を解体しようとした】
突拍子もないこじつけの考察ですが、レナは、圭一が鉄平の死体を隠していると思い込んでいるとします。
レナには罪滅し編の記憶があり、父を守るためにリナを殺しますが、早い段階で実行したため、鉄平に会うことができず、殺しそこねたとします。
(罪滅し編では、美人局のために自宅に来た鉄平に、ゴミ山でリナが待っていると言って、案内して殺したため、時間によっては、鉄平に会えない可能性もあります)
そんな時、祟殺し編で圭一が鉄平を殺したため、皆で隠ぺいをした記憶を思い出したとします。レナは、圭一の力になりたいと思ったのでしょう。
レナは仲間のために行動し、鬼隠し編でも捨て身で圭一のことを気にかけていました。また、罪滅し編のように、目的のためには手段を選ばず、殺人に対する抵抗もあまりないと考えられます。
この場合「嘘だ」のシーンは、圭一が警察に疑われていることを自分に相談せずに一人で抱え込もうとしているのだと勘違いし、力になりたい一心で言ったのでしょう。
がんばり物語、レナの隠し事については、リナを殺して死体を隠ぺいしたことです。
死体を解体しようとしていたのが、なぜ圭一の殺害に変わってしまったのか?
これは、圭一が見ているテレビで「その村で起こったバラバラ殺人の目星はつきました」という声を聴いたこと、圭一が即座にテレビを消し、謝りたいことがあるといったあたりで、自身の犯行がバレてしまい、隠すことができなくなったと悟ったのでしょう。
それがトリガーとなり、錯乱して、圭一を殺害して自分は行方不明になることで、父が疑われないようにしたのかもしれません。
【考察③ 普通に食べ物が入っていた】
これは、かなり苦しい考察になると思いますが、重箱の中身は解体のための道具ではなく、普通のお弁当だったのかもしれません。
圭一が重箱に触れようとしたのを避けたり、圭一視点より先に、重箱の中が描写されているため、あれは現実だと考えるのが妥当ではあります。
ですが、重箱の一つ一つに道具を詰め、それを全部並べることの意味があまり見出せません。圭一の死体を解体するつもりなら、殺した後で道具を取り出せばいいのです。
実際、圭一は並べられた道具を見てレナに不信感を抱きました。テーブルに何も置いてなければ、圭一が謝ろうと台所に来たのをやり過ごし、リビングに戻ろうとした時に背後から襲う…などもできたはずです。
だから、重箱の中身は普通のお弁当だったが、前述したテレビの会話などを聞き、レナが発症したことで、解体するための道具に見え、圭一もバラバラ殺人という言葉から、重箱の中身を、バラバラにするための道具であると思い込んだという可能性があります。
2人が同じ幻覚を見るというのはあまり考えられませんが、レナの行動に納得できない部分があるのは事実です。
オヤシロ様の祟り
レナは圭一が死に、レナが失踪することが、今年のオヤシロ様の祟りだと言いました。
しかし、リナと鉄平が死に、鷹野と富竹が失踪したのなら、既にオヤシロ様の祟りが起こっていることになります。
確かに、また一人ずつ犠牲者が出るならば、数は合いますが、少し不自然です。
【鷹野と富竹は失踪していない】
綿流しの夜にレナは、富竹と鷹野を監視しているような描写がありました。
レナは、そこでの2人の会話を聞いたのではないでしょうか?
これは妄想ですが、例えば、2人で駆け落ちしようといった旨の話をし、そのまま自転車と車を残して、消えたのなら、それはオヤシロ様の祟りによる失踪にはならないと、レナは考えたのかもしれません、
レナは鬼隠し編で、連続怪死事件に対して「人間の犯人なんかいない。すべてはオヤシロ様が決めることだもん」と答えています。
オヤシロ様を信仰しているレナにとって、不可解ではない失踪は、失踪にはカウントされないのでしょう。
また、警察がリナと鉄平の殺人事件について捜査していたとしても、オヤシロ様の祟りだと思われる新たな事件が起これば、そちらの捜査をするはずなので、それで、犯行を隠すことができると考えた可能背うもあります。
お父さんだけは静かに暮らせるの解釈
【考察①レナはリナと鉄平を殺害したと思い込んでいるだけ】
順番に説明すると、まずレナには罪滅し編で2人を殺害した記憶があるとします。
父の前にリナが現れ、父の笑顔が戻ったことは嬉しく思うが、自分の居場所がないと感じているレナ。美人局のためだということは分かっていません。
ここで、梨花ちゃんがレナが殺人を犯さないように、リナがレナの父に近づかないように、何か対策をするとします。
その結果、リナは父の前から急にいなくなり、父は悲しみを紛らわすために酒に溺れ、レナは、自分が殺してしまったせいだと思い込みます。
もともと、離婚を自分のせいだと思い込み、自分の存在が、父の新しい人生の邪魔になってしまうと考えていたレナは、父の幸せを奪ってしまったと感じるでしょう。
これが、「自分が消えることで、お父さんだけは静かに暮らせる」という言葉に繋がっているのではないでしょうか?
また、お父さんを守るというのは、犯行がバレてしまうと父まで疑われかねないと考えたからでしょう。リナの死が警察にバレれば、親しい関係者として父が疑われる可能性があります。
レナは、犯行現場であるゴミ山で、自分が本当に殺人を犯してしまったのか、死体はどこに隠したのか、とにかく証拠を探そうとしていました。
そんな時、圭一の「事件発生……」という言葉や、何かを見つけたような素振りから、何か知っているのではないかと疑心暗鬼に陥ります。
あとは、前述した考察と同じように、圭一が大石と話しているのは、自身の犯行について探っているためだと勘違いし、口封じのために殺そうとしたのでしょう。
実際に殺したかどうかは些細なことですが、EDの酒に溺れる父の説明や、圭一を殺そうとするレナの言葉の説得力が増したかなと思います。
リナと出会ったことでレナの父は笑顔を取り戻したとのことなので、リナに出会わなかった場合は、離婚の辛さを酒で誤魔化していたのでしょう。
【考察② 殺害したのは父】
根拠はないのですが、今回のリナと鉄平殺しの犯人が父親だとします。
罪の意識に苛まれる父を、レナは説得し、死体の隠ぺいを行います。
これは、罪滅し編のレナに対する圭一たちの対応のようだと考えると自然です。
父の罪を庇うために、圭一を殺そうとしたのかもしれません。
ルール変更の可能性
皆殺し編で明かされた惨劇のルールです。今回の鬼騙し編では、このルールが適用されていないため、新たなルールに変わったことが予想されます。
ルールX
雛見沢症候群発症に伴う「疑心暗鬼に取りつかれ、凶行に誘われる」
ルールY
何者かによる富竹ジロウ、高野三四の死
大石・鷹野の発症者への干渉
(何者かの強い意志によって確実に発生し、ルールXを誘発します)
ルールZ
園崎ブラフ、祟りシステム
ルールXですが、鬼騙し編では最低でも圭一とレナの2人が発症しました。疑惑まで入れると、沙都子、詩音も怪しいです。
単独の発症が複数人による発症になり、難易度が高くなっています。
ルールYですが、今回は富竹と鷹野の死が確認できず、どこで何をしているのかもわかりません。
ルールYが、富竹と鷹野の失踪に書き換わったとすれば、これからのカケラで毎回誰かが祟りとして死ぬことが予想されます。
また、入江診療所の撤退も関与しているのでしょう。これが沙都子の発症につながる危険性があります。
さらに、鬼騙し編の大石は圭一に干渉はしましたが、鬼隠し編の時に比べると。疑心暗鬼になるようなことを話していません。
具体的には自分と同じ立場である悟史の話や、命を狙われているかもしれないといった内容の話はしていないのです。
鷹野は失踪したため、関与してきていません。
逆に、梨花ちゃんが圭一をフォローして、レナを自宅に入れたために惨劇が起こったため、梨花ちゃんの干渉がルールになっている可能性があります。
それだと、梨花ちゃんは動けなくなってしまうので、だいぶ厳しい状況になるでしょう……。
ルールZですが、鬼騙し編では園崎家の話は全く出てこなかったので、恐らく綿騙し編を見なければ詳しいことが分からないでしょう。
既存のルールの改変に加えて、過去のカケラの記憶を思い出すというのが含まれている気がします。
特に、今回のタイトルは「業」です。
業の意味には「前世の悪行の報い」というのがあり、鬼騙し編で言えば、圭一が思い出したのは、レナと魅音を殺害した時のことです。
これが惨劇を引き起こすきっかけの一つになったのでしょう。
過去の殺人とどう向き合っていくのかというのが、今作のテーマなのかもしれません。
まとめ
鬼騙し編は、仲間を信じることができなかった圭一が、仲間を信じたことにより、惨劇が引き起こされるという悲しい結末を迎えてしまいました。
綿騙し編は、魅音と詩音の入れ替わるタイミングを見極めることが重要でしょう。
変わってしまったルールに、自分を殺した相手探し。
全て知っていると強気だったのもつかの間、振出しに戻った梨花ちゃんがこれからどう動いていくのか、見どころですね。
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